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私はメッキの輝きを知っている

更新日:3月9日




今日から始まる「「眼閃、もしくはその因子」in Tokyo」の展示に参加しています。


今回はコロナ禍ということもあって、在廊してぺちゃくちゃ喋れる環境でもないと思うのでここにざっと作品の話を書こうと思います(元々話すのは得意ではないのですが)

きっかけ




今回の作品のきっかけはパートナーのカセットのアートワークの作成が事の発端でした。彼自身に自分の今回のトラックのイメージをきいたときに、彼が「私はメッキの輝きを知っている」という一言に言語化してくれたのが始まりでした。最初私はそれを聞いて、「靴下の中にカミソリを隠し持っている」というイメージが頭に浮かびました。早速それを絵に起こしてみたもののなんか、ダサくてやめました。

その後パッとは思いつかなかったので、カミソリをモチーフに「ひとり会議」というアプリを使ってストーリーを書き始めました。今回はそのストーリーをモチーフにしています。あとメモ書きとか。



一つカミソリを扱った上で、「役目を終えたもの、失ったもの」というテーマがあります。この言葉が適切がどうかまだわかりませんが、郵便物の伝票など役目が一方的で端的なものが役目を終えて、そのまま放置されている状態に興味があります。機能は失ったけれど残されたものについて。それが保管というものではなく消極的な理由で残されたものについて。あるのに忘れられているものについて。見えるのに見えないものについて。元々家に引きこもる方ですが、コロナ禍で家にいて毎日Amazonの荷物が届いて積み上げられた段ボール箱が放置されている状態で、ずっとそんなものに囲まれている毎日でした。

作品も今までの中で一番内省的かなと思います。しかしそれが独壇場ではなく他者とのコミュニケーションのための「私的」な作品になるよう願っています。

パートナー


私は自分の今までの作品もパートナーがいないと作れなかったと思っています。今回は彼との共犯関係が良い意味で前景化されています。余談ですが、彼との関係は恋人以上のものがあると思うので、そういった人たち、例えば「クリストとジャンヌ=クロード」や「乃り子さんとギュウちゃん」の関係に興味亜があります。映画「キューティー&ボクサー」のトレイラーを見てずっと見たいと思っているので早く見ようと思います。

作品を作ること

またアイデアがパッと浮かんだときはめちゃくちゃ嬉しいです。心が救われます。同時に作品を作るのはめんどくさいです。いやになってしまいます。でも手を動かしたときに新たなアイデアが浮かぶことが今回もありました。(いつもアクシデントだらけなのですが、今回は出力してみたカミソリが半透明になったことが一番大きいこと)作品を作るバランスというのが未だにとれません。いつかとれるようになるのかなと毎回思っています。

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